【映画6】1900年
ラストエンペラーやリトルブッダで有名なベルナルドベルトルッチの映画です。
ラストエンペラー コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: Blu-ray
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でも、ここで紹介するのはラストエンペラーほど日本ではなじみのない映画、1900年です。タイトル通り1900年に生まれた登場人物が激動の20世紀を生きる話です。公開は1976年。
激動の19世紀〜20世紀イタリア。
ロバートデニーロ演じる大農園の地主の息子とジェラールバルデゥー演じる大農園で働く農夫の息子が主人公。この二人が同じ日に生まれ身分の違い、社会の変化、戦争などを乗り越えて生きるという壮大な5時間に及ぶ映画です。
5時間もあるのでDVD2枚というぶっ飛んだ長さですが、飽きずに最後まで楽しめました。今では大御所俳優のデニーロですが、若かりし彼がいい味だしてます。そしてデニーロが全編を通してイタリア語を話しているのも見所です。(イタリア系アメリカ人ですが、イタリア人になりきってます)
当時の政治の混乱、貧困、裏切り、殺人、エログロなどもある映画ですが何よりもイタリアの農園の映像が綺麗です。なのでざっくりとしてますが生きているって綺麗でもあるしある意味汚いこともあるんだな、でも生きてるっていいことだなぁと思えるいい映画でした。
音楽もこの映像にマッチしていて、ゴッドファーザーとはまた違うイタリアの情緒が伝わるヒューマンドラマです。