映画とドラマとファッションと

ブログを初めて早6年。平成生まれ、米国育ちの映画オタク。元パリコレブランド勤務で今はマーケターやってます。

ファッション

ショッピングは「趣味」かー美容と万博と時々百貨店。マーケティング事始め

ショッピングは趣味か 「私の趣味はショッピングです。宜しく」 と、彼女は言いマイクを次の人に渡した。大学入学後の、新入生オリエンテーション・キャンプへの道中の話だ。学生と教員が何グループかに分かれてバスにのり、1人ずつ自己紹介をしていた。僕も…

星野源も憧れる才能、ドナルド・グローヴァーによるドラマ『アトランタ』

突然ですが、ドナルド・グローヴァーをご存知ですか? 今ポップカルチャーの中で最も勢いと人気のあるアメリカ人クリエイターのドナルド・グローヴァー。彼が主演・制作(一部では監督や脚本も)を手がけている大人気かつ超重要作のコメディ・ドラマ『アトラ…

『ゲーム・オブ・スローンズ』の圧倒的世界観!音楽・衣装・言語の作り込みが凄い

先週行われた、第70回エミー賞授賞式。そこで作品賞を始めとする9部門を制覇したドラマ、『ゲーム・オブ・スローンズ』についてご紹介をしております。第2回目の今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』の圧倒的な世界観について解説します!世界観を作るのに欠…

極寒世界の渋いオヤジの戦い。カーハートが印象的な『ウィンド・リバー』

2018年日本公開ーテイラー・シェリダン監督 暑苦しい夏にぴったり、「恐ろしさ」なんて言葉では形容できない自然(この場合雪)を畏怖する気持ちになる隠れた名作。観れる劇場が少ないのが玉に瑕。 是非口コミで広まって欲しい。アヴェンジャーズで共演しなが…

ルイ・ヴィトンの新デザイナー、ヴァージル・アブローって誰?

Off-Whiteの設立者であるヴァージル・アブローが、ルイ・ヴィトン・メンズウェアのアーティスティック・ディレクターに就任。村上隆、カニエ・ウェスト、レム・コールハースなどと様々なジャンルのトップクリエイターとの繋がりについて解説。

シーズン性がある異色の古着屋、Ambivalence

前回のブログでもご紹介させて頂いた知人の古着屋ambivalence 。 michischili.hatenablog.com 古着屋なのにシーズン毎にルックブックを作っていて、これがカッコいい!

代官山の新名所。古着屋Ambivalence

師走ですね。 4月以降の更新となってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 僕は今年始めたカメラが楽しくて、ブログから少し遠のいてしまってました。来年はもう少しマメに更新します。 映画もいくつか観ましたが、今回はとあるお店をご紹介致し…

音楽だけじゃない!『ラ・ラ・ランド』は開襟シャツとスペクテイター・シューズも魅力的!

今回は映画『ラ・ラ・ランド』でライアン・ゴズリング演じるセブの服装を解説します。開襟シャツ、シャツの起源、スペクテイター・シューズについてご紹介。

音楽だけじゃない!色使いも魅力的、映画『ラ・ラランド』

ララランドの色使い 前代未聞のアカデミー賞での珍事や、ジャズミュージシャンやジャズ警察(?)と呼ばれる人達による「これはジャズか否か」論争などもあり、色々な意味で世の中を賑わせてくれているラ・ラ・ランド。2回に渡ってこの映画の衣装を解説します…

『狂い咲きサンダーロード』とヴェトモン

今回の映画はこちらです。 狂い咲きサンダーロード 1980年公開。石井聰亙(いしいそうご)監督。 石井聰亙監督が、(今は改名して、石井岳龍になったみたいですね)学生時代の卒業制作として発表した映画です。 サンダーロード、という架空の都市が舞台。暴走…

戦う女性経営者。マリメッコの創業者はぶっ飛んでた!映画『ファブリックの女王』

映画『ファブリックの女王』で学ぶマリメッコ創業物語。フィンランド発のマリメッコは、プレタポルテの先駆けでもありました。創業者アルミ・ラティアのマーケティングの才能にも注目。

一流の映画は、衣装も一流だった。『8 1/2』で学ぶスーツスタイル

一流の映画は、衣装も(スーツの着こなしも)一流だった。体型にあったサイズ、細すぎずダボダボしすぎないシルエットに、黒縁メガネや、サングラスなどの最低限の小物。今ではお洒落なスーツスタイルに欠かせない上記の着こなしポイントも、ルーツを辿って…

ダサ・カッコイイ?黒スーツがイケてる『レザボア・ドッグズ』

今回は映画『レザボア・ドッグズ』の黒スーツと衣装について解説。ハーヴェイ・カイテルは劇中ではアニエス・ベーのスーツを着たようですが、その他のキャラクターは予算の都合上様々な工夫を凝らして統一感のある制服のように見せたようです。

ヒップ・ホップ誕生を描く、Netflixドラマ『ゲットダウン』

Netflixが製作ドラマ『ゲットダウン』の紹介。1970年代ニューヨークの団地から生まれたヒップホップ。そんなヒップホップ誕生物語と、ヒップホップ・ファッションには欠かせないスニーカーの話。

スーツも建築もお洒落!トム・フォードの『シングル・マン』

お洒落映画といえば、これ。ファッション雑誌ポ◯イの表紙にの載ったこの映画、実は建築もかっこいいんです。 シングルマン (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る トム・フォードって誰? トム・フォードとスーツ …

ズートスーツって何!?映画『マルコムX』で学ぶチンピラスーツ

【ズート・スーツ】太くて、長くて、派手。全てが極端なズート・スーツは1940年代にアメリカの黒人のミュージシャンや、マフィアなどの服装としてよく見られました。実は黒人解放指導者のマルコムXは、若い頃はズート・スーツを着るようなチンピラでした。映…

ポール・スミスも?今更聞けない、モッズって何?『さらば青春の光』

1960年代後半のイギリスの若者カルチャーとして後世に大きな影響を与えた「モッズ」。モッズについて知りたければ、この映画を観て、このブログを読めば完璧!

『マイ・インターン』とクラシック・ファッション

はじめに 紳士諸君、ハンカチを持ちましょう。 それも自分用のではなく、涙を流す女性のために。 と、臭い台詞から始まりましたが、今回紹介する映画は国内では女性向けにマーケティングされてるみたいですが、世の男性こそ見るべき映画です。

『ストレイト・アウタ・コンプトン』のファッション

1986年にデビューを果たしたアメリカのヒップホップグループ、N.W.A.の伝記映画。この映画とこのブログを読めばあなたもヒップホップ・ファッション・マスター!?

モードの帝王。映画『サン・ローラン』で学ぶファッション史

ファッション史に名を轟かせる巨人、イヴ・サンローラン。サンローランの死後、彼の人生を描いた映画はたくさん出ましたが、彼がファッション史(産業も)においてどんな功績を残したかが、とてもよくわかる点で、僕は今作をオススメします。 映画『サンロー…

スポーツ・ファッションと言えば、この映画。『ロイヤル・テネンバウムズ』がお洒落!

今回ご紹介する映画は『ロイヤル・テネンバウムズ』 です。 監督はアメリカ人でありながらも、アメリカよりもヨーロッパや日本で人気のある印象の、ウェス・アンダーソン。この監督、アメリカ南部のテキサスという、カウボーイ的なアメリカン男子が多いイメ…

英国マフィアの激渋ファッション。髪型もイケてるドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』

Netflixで配信中のドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』のファッションを解説。1910年代のアイリッシュ・マフィアと刑事の服装、ライバル関係にあるイタリアン・マフィアの服装と比較。メンズ・ファッションのルーツが見えてきます。