代官山の新名所。古着屋Ambivalence
師走ですね。
4月以降の更新となってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょ
映画もいくつか観ましたが、今回はとあるお店をご紹介致します。
Ambivalence
ファッション業界で働き始めて早5年。
日々の仕事にプラスして、このブログを更新したり、
特にハイブランドと言われるブランドの多くは、
マーケティングも勿論重要なのは承知ですが、
こんなメンドくさい事を考えてる僕の所に、
ルックブックとはファッションブランドが、
では、知人のN君とその相方が作ったルックブックのクオリティはどうでしょう。
パラパラめくっただけで本気度が伝わってきました。
写真、レイアウト、製本、そして何よりも重要なスタイリング。
全ての部分でカッコイイんです。
そんじょそこらのファッション誌のスタイリストなんかよりよっぽど上手い。
BalenciagaやVetementsに代表されるようなビッグシルエット、スポーツミックス、蛍光や原色使いなどの現代のファッションの流れを捉えつつ、きちんと自分達の提案もある(バッシュだったり、バスケチームのジャージを差し込むのにはヤラレた、と感じました)。ファッション史にも精通し、今の若者にも似合うような崩しがある。
これを見て2人の才能に惚れ込んだ僕は、このお店のセレクトしている商品を見てまた驚きました。抜群にセンスが良い!古着の面白さは画一化された物作りとは違い、一点一点の物語がある事。ただ一歩間違えると、薀蓄を垂れ流すだけの自閉したヴィンテージオタクになってしまいますが、彼らはあくまで今とその少し先に目を向けている。
内装を自分達で仕上げ、ハンガーやラックといった什器から照明まできちんとしていて更に好感度アップ。若手のアーティスト達が使えるギャラリーも併設していると言う贅沢な店舗空間!