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デジタル・マーケター見習い中。平成生まれ、米国育ち。面白い奴は大体友達。美術史専攻→洋服屋/ポップカルチャー/ 映画、海外ドラマ、音楽、ファッション(たまに建築)

『ゲーム・オブ・スローンズ』〜持たざる者の物語〜

皆様お元気でしょうか。

 

今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』というドラマをご紹介します。

史上最高、空前絶後、社会現象(残念ながら今は日本を除く)、ドラマ史、映像史に今後も燦然と輝くであろうドラマ、と言ったら大げさでしょうか。

 

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僕自身今までたくさんの映画やドラマを見てきましたが、ここまで打ちのめされ、励まされ、興奮させられ、そして考えさせられた作品はなかなか無いです。

日本ではまだまだ同志が少ない為、一刻も早くこの記事を書きたかったのですが、やっと良いタイミングを見つけました。

先日エミー賞授賞式でこのドラマが作品賞を受賞した為、ありがたく便乗します!

 

 

 

はじめに

先日第70回エミー賞授賞式がありましたね。

海外ドラマ界のトップを決める賞として位置づけられているエミー賞

今回のエミー賞ではシーズン7を迎えた『ゲーム・オブ・スローンズ』が作品賞を始めとする9つの部門を制覇し話題になりました。

同ドラマのエミー賞制覇は今年に始まったことではなく、2011年にエミー賞にノミネートされて以来、通算で47賞の受賞を記録しています。エミー賞史上最も賞を受賞したドラマ、という点では先ほどの表現もいささか大袈裟ではないでしょう。

 

jp.ign.com

 

  

ゲーム・オブ・スローンズ』の世界

さて、『ゲーム・オブ・スローンズ』は一言で言うとファンタジー物です。

中世ヨーロッパのような時代設定で、イギリスを模した大陸が舞台となります。

1つの季節が何百年も続く大陸、ウェスタロス。長い夏が続き、人々は平和に暮らしていたようですが、北からは不穏な噂が流れてきます。伝説と言われていた冬の魔物が現れた、と。一方、首都では王の側近が謎の死をとげ、これを機に玉座を巡る争いが始まろうとします。

 

こんな具合で物語が始まるのですが、このドラマはファンタジー要素以上に「人間のエゴ」のぶつかりあいがこれでもか、と描かれます。

高貴な理想を持つ人物もいれば、我が身の保身だけを考え、周りを陥れようとする奴もいる。悪そうな奴でも善が芽生える人もいれば、ひたすら悪事に突っ走る人もいる。良い奴が最後に救われるわけでもなく、悪い奴でもどんどん成功もする。

 

そして敵味方、善悪問わずたくさんのキャラクターが死にます。

え!?ここでこの人死んじゃうの?と言う具合にとんでもなく予定不調和なドラマです。更に面白いのが、分かりやすい主人公らしき人物がいません。

いわゆる群像劇という形式ですが、ネタバレにならない程度に主要なキャラクターを紹介しておきましょう。

 

 

主要なキャラクター

・ジョン・スノウ

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北部の大名、ネッド・スタークの落とし子、ジョン・スノウ。

スターク家の血は引いていますが、正妻の子では無い為「Bastard(落とし子)」と呼ばれ、忌み嫌われながら、スターク家と過ごしています。寡黙ながらも剣の腕が立ち、誠実な人柄が血気盛んな戦士達の信頼を集めます。ジョン・スノウは女性ファンも多いですね。

 

・デナーリス・ターガリエン

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代々ウェスタロス大陸はターガリエン家という王朝が治めていました。

しかし、デナーリスの父親の代で王朝が変わり、ターガリエン一族はウェスタロスを追われます。虎視眈々と玉座の奪還を狙っている兄と共に隣の大陸、エッソスに亡命生活をしています。最初は兄に使われ、政略結婚として嫁がされるところから始まります。

デナーリス役のエミリア・クラークは最近公開されたスターウォーズ映画、『ハン・ソロ』への出演が記憶に新しいですね。

 

・ティリオン・ラニスター

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酒好き、女好き、読書好きなティリオンはウェスタロスでも最も裕福な家系のラニスター家の次男として産まれます。但し、小人として。

ティリオンの出産と引き換えに、母親は亡くなってしまった為、父親からも姉からも忌み嫌われるという悲しい出自のティリオン。

剣の力が物をいう世界では珍しく知性で戦うキャラクターでもあります。

イギリス系俳優がほとんどですが、ティリオンを演じるアメリカ人、ピーター・ディンクレージは上流階級の英国英語を流暢に話します。

ピーター・ディンクレージは今回のエミー賞で3度目の助演男優賞を受賞しましたね。

 

持たざる者の物語

この主要な3キャラクターには共通点があります。

 

正当な血筋を持たない落とし子、

男社会で女性として生まれた王女、

通常の身体ではない小人。

 

マイノリティとしての彼ら、彼女らは現代人の僕達には想像もできないような差別や偏見と戦いながら文字通り「必死」に、死にものぐるいで、生きようとします。

昨今世の中ではmetoo運動や人種差別の問題だったり先天的な物で差別されてしまう事に対する反発が見られます。

ゲーム・オブ・スローンズ』のこの主要な3人は正に、

差別をされながらも理不尽で恐ろしい血と策略の世の中でも戦っています。

同時に大河ドラマとしてのエンターテイメント要素もあるというなんでもありっぷり。

 

もうここまできたら面白く無いわけがない。

まだまだ魅力がありますが今回はここまで!

 

続く。

 

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