【映画12】突撃
1957年公開、キューブリック監督による第一次世界大戦を舞台とした映画。
原題はPaths of Gloryなのに邦題は突撃。まぁもう仕方ないですね、こういった現象は。
無能な上官による無駄な命令によって失敗に終わった作戦の責任を平の兵士がとらされるという話。
白黒ですが、画面からは戦場での兵士の汗や泥、爆弾のにおいまで伝わってきそうな迫力があります。
また現場の兵士にも、無能な上官達にも信頼されているカークダグラス演じる主人公の演技も良かった。上官に対する怒りと、部下を救うため様々な努力をするときにカークダグラスの見せる悲壮な表情が印象的です。どんなシーンでもカークダグラスは華がありますね。
根拠はないですが、ベルトルッチの暗殺の森の雰囲気と似てる気がしました。わかり次第その理由を別記事で書いてみます。