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📔マーケター見習い中の29歳 🇺🇸平成生まれ、米国育ち。面白い奴は大体友達 👔某ファッション・ブランド→外資系広告代理店 🍿映画、音楽、服、建築に関するブログです!

言葉は要らない!?音楽と映像で饒舌に語る映画『ベイビー・ドライバー』

台詞、ナレーション、その他の文字情報などの説明を使わず物を語れるというのは、

まさしく映画というメディアの特徴と言えるだろう。エドガー・ライトはそれを今作でやってのけた。

 

 

この、「言葉や文字を使った説明」に頼らない=映画ならではの表現の限界に挑んだ傑作がまたアメリカからやってきた。しかもまた、これが難解な話ではなく、大衆娯楽としての要素も満たしているのだから文句の付け所がない。

 

銀行強盗の逃し屋をやってる凄腕ベイビーフェイス・ドライバーは、無類の音楽好き。言葉で説明してしまうと陳腐に聞こえるが、エドガー・ライトは映画冒頭の約5分の間に、台詞も、ナレーションも、文字による説明もない中で説明仕切っている。そしてその5分がべらぼうにかっこいい。

 

そしてその饒舌な映像の連なりをドキドキしながら観てる我々は、いつの間にか主役のベイビーに魅了され、映画の世界に入り込んでしまうのだ。

 

 

※この映画の前に、監督エドガー・ライトが撮ったPV。

この時点で既に今作で使われてるアイディアの片鱗が見えるので、興味がある方は是非こちらもどうぞ!


Mint Royale - Blue Song

親戚のおじさん?演技があまりにもリアルな映画『ウィンストン・チャーチル』

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魂が宿る物作り

物作りの歴史において、偉大な作品にはどこか「魂が宿った」かのように感じられることがある。作られたその「物」を前にすると、単なる紙と絵の具や、彫られた石などがあたかも魂があるかのように観る者を揺さぶる。美術館や博物館は、そんな作品に出会える場所として今も昔も多くの人で賑わっている。

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昼夜も楽しめる電子音楽の祭典、ミューテック2018参戦記 ◤フェスはプラットフォーム◢

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フェスはプラットフォーム

11月初旬の土曜のお昼頃、日本科学未来館で開催されたmutekと言うモントリオール発のデジタルアートx音楽のフェスに参加してきた。昼間の部は正解に言うと、ICDC、(International Conference of Digital Creativity)訳してデジタル・クリエイティビティに関する国際会議、とでも良いましょうか。 VR、AI、ロボットなど、テクノロジー関連のレクチャーが多い中、個人的に惹かれたテーマのディスカッションに参加してきた。

題して、「人と都市を育てる、世界のデジタルアートフェスの秘密」というパネル・ディスカッション。

一見地味に見えるが、建築や都市好きからすると行かざるを得ないというテーマだった。昼間は入場無料だった為、ビールを持ってフェスに参戦する前に、大人しくメモ帳とペンを持って講義室に座った。

 

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アメリカ映画なのにアイリッシュ!?『スリービルボード』の耽美な世界

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監督と脚本を手掛けたマーティン・マクドナーはアイルランド系イギリス人。

アメリカ映画なのに随所にアイリッシュ要素と、耽美な要素が見られました。

 

夏の名残のバラと耽美なオープニング

映画冒頭の約3分、アメリカ合衆国ミズーリ州エビングの風景を写しながら流れる『夏の名残のばら』はアイルランドの民謡。後にクラシック曲や、ポップ・ミュージックなど様々な形式に引用されてますが、この映画で使われたのはオペラ用に編曲されたもの。

時代や主題が違えど、風景とこのオペラ版の曲の組み合わせによって、この3分間はヴィスコンティのような耽美なトーンで進んでいきました。

 

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主人公ミルドレッドが3つの看板を設置した後、彼女の自宅に地元の教会の神父が尋ねてきます。曰く、殺害された娘さんの件については皆あなたの味方だが、あの看板はやりすぎだ、と。すかさずミルドレッドはカトリック教会を揺るがすスキャンダル、神父による子供の性的虐待について言及。

あなたが仮に加担していなかったとしても同じ教会の一員であるだけで、私にとっては共犯者よというニュアンスの事を吐き捨てます。

(ちなみにこの事件は『スポットライト 世紀のスクープ』という2016年アカデミー賞作品賞を授賞した映画で描かれています。ボストンのカトリック教会における虐待について徹底的に調べたジャーナリスト達の話ですが、ボストンという街に最も多いのがアイルランド系の移民なのです。更にアイルランド系の多くはカトリック教徒でもあります。)

 

また映画の中盤でとある夫婦が、

「それはシェイクスピアの引用か?」

「いえ、オスカー・ワイルドよ」

というやりとりをしてました。そしてオスカー・ワイルドもアイルランドを代表する作家・詩人です。耽美主義を代表する作家、としても知られていますね。

 

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さて、この映画はアイルランド系イギリス人というある種の部外者だからこそ描けた現代アメリカの暗部、とも捉えられます。ただ、個人的には監督が目指したかったテイストがやや中途半端に見えてしまいました。

 

冒頭の3分は前述の通り、耽美な雰囲気をまとった至福の映画時間が流れました。

このテイストのまま進めば大傑作になったかもしれないのに、と、思いつつ登場人物が出てからはヘッドショットを多用した、ややバタバタしたカメラワークに。

役者の演技合戦が見られたのは良かったものの、「映画」ならではの撮影と編集のリズムの耽美な要素はこれ以降はあまり観られませんでした。

 

とは言え、タイムリーな話題を扱い、さすが劇作家出身と思わせる脚本の巧さは絶妙でした。

監督の次回作も楽しみですね。

 

 

ちなみに同年に公開され、同じくアメリカの田舎を舞台し、殺人事件と人種の問題を扱った物語に、『ウィンド・リバー』という傑作もあります。

興味がある方は是非見比べてみてください!

 

michischili.hatenablog.com

 

戦うオヤジとアメ車が魅力。激渋映画『グラン・トリノ』

 

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車を買うなら72年のグラン・トリノが良い、と思ってしまう激渋でカッコいい映画。

テーマは「父性と赦し」でしょうか。

 

色彩より陰影が印象的な画作りや、時折手持ちカメラのような撮影が入る感じ、他にもオールドスクールなアメリカらしい質実剛健気質が満載。

 

戦争で心に深い傷を負い、2人息子とキチンと接する事ができなかった頑固な偏屈ジジイ、ウォルト。

実は隣人のモン族達と過ごす過程で、彼自身の過去を赦す事で生きる喜びを見つけた、そう解釈もできる。

 

 

昨今の欧米社会では、左派的なポリティカル・コレクトネスが強調され、ハリウッドでもイーストウッドは右寄りな古い人と見られる事もある。

 

でもこの作品はそんな思想の対立を超えるテーマがある。人は1人では生きていけない、とつくづく思った。

 

 

『15:17、パリ行き』はイーストウッドによるゴダール再発見か!?

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ヤバイ。こんな映画あったのか、と思い知らされる出来。

アバンタイトルの手や足のクローズ・アップからして、ただならぬ予感。

撮影と編集のリズムがめちゃ上手い。

 

そこからはもう息つく間もないまま映画の時間に吸い込まれた。役者ではなくて、実際の事件に居合わせた本人達が出演してるのってどうなのよ?と思ったけど、ちゃんと映画になってる。むしろ最近観た映画の中では最も映画らしいというか、何というか。

 

ゴダールの『勝手にしやがれ』の原題はbreathlessだけどこの映画も正にbreathless。

映画というフォーマットだからこそできるリズム感、時間、音楽の使い方などの表現を本当に突き詰めてるな、と思った。小学校時代、軍隊内での落第、アムステルダムでのパーティー、どこをとっても無駄が無く、かつ無ければならないシーンとして成立してる。イーストウッド、凄すぎ。

 

15時17分、パリ行き(字幕版)

『カメラを止めるな!』の監督・上田慎一郎は日本映画を救うか?

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あー悔しい。

本当に悔しいわ。

良い映画を観ると、たまに悔しいと思う時がありますが今回もそのパターンでした。

 

曲がりなりにも物作りに少し携わっている自分ですが、この作品に並ぶレベルの物を作れてない。

悔しい。

 

 

過去、自分が携わった自主制作の映画に出演していた役者さんが今作にも少し出演していました。

だからこの作品がそんなに遠い存在に思えず、悔しいというのもあります。

 

 

でもそれ以上に、とにかく映画の出来が良い。

手放しに100点満点つくレベルなのに、悔しいからつけたくないという捻れた感情。

 

物作りの裏方を讃える映画は幾つかありますが、こんなにも

 

人を恐がらせられて、

人を笑わせられて、

家族の愛も描いてる映画はなかなか無い。

 

ましてやここまで映画愛に満ちた作品もそうそう無い。

 

願わくば、今作の成功を機に日本映画がより盛り上がるのを楽しみにしてます。

監督・上田慎一郎は日本映画にとっての救世主となるか!?

 

あーとりあえず悔しい。 

ポンっ!

 

 

星野源も憧れる才能、ドナルド・グローヴァーによるドラマ『アトランタ』

 

突然ですが、ドナルド・グローヴァーをご存知ですか?

 

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今ポップカルチャーの中で最も勢いと人気のあるアメリカ人クリエイターのドナルド・グローヴァー。彼が主演・制作(一部では監督や脚本も)を手がけている大人気かつ超重要作のコメディ・ドラマ『アトランタ』が遂にNetflixで配信されたのでドラマの感想も含めてご紹介します! 

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サラリーマン必見!?『ゲーム・オブ・スローンズ』が描く理想のリーダー像

先週のエミー賞授賞式で再び存在感を示した海外ドラマの金字塔、『ゲーム・オブ・スローンズ』。

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2回にわたりこのドラマの魅了をご紹介しましたが、遂に自分が最も語りたかった内容をここで語らせていただきましょう。

一言で言うとリーダーシップ、副題をつけるならば「理不尽な世の中で、お前はどう戦うのか」と言うところでしょうか。

 

 

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『ゲーム・オブ・スローンズ』の圧倒的世界観!音楽・衣装・言語の作り込みが凄い

先週行われた、第70回エミー賞授賞式。

そこで作品賞を始めとする9部門を制覇したドラマ、

『ゲーム・オブ・スローンズ』についてご紹介をしております。

 

今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』の圧倒的な世界観について解説します!

世界観を作るのに欠かせない音楽・衣装・言語の魅力をお伝えしましょう。 

 

初回の記事はこちら。

michischili.hatenablog.com

  

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